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スイスは18日、軍隊の大幅削減や地下シェルターの建設ペース減速、新規原発の建
設凍結(モラトリアム)など9案件について是非を問う国民投票を実施した。即日開票の結
果、軍隊の大幅削減や地下シェルターの建設ペース減速は賛成票が反対票を大きく上回り、
承認された。一方、政府が反対していた新規原発の凍結は否決された。
軍隊の大幅削減は、現在35万人規模のスイス軍を3割以上減らし、22万人体制とする
よう提案。国防費の大幅減にもつながるため、政府は支持した。原発に関しては(1)20
14年までに国内5カ所の原発を段階的にすべて廃止(2)原発の新規建設を凍結―の2案
が出た。スイスは電力の37.7%を原発に依存しており、政府はいずれも反対、投票でも
否決された。
スイスには現在、約27万のシェルターがあり、国民の約95%を収容できるため「これ
以上は不要」とする市民グループが新規建設のペースを落とすよう提案した。9案件での投
票は1866年以来、137年ぶりの過去最多タイとなった。(ジュネーブ共同)
[毎日新聞5月19日] ( 2003-05-19-00:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030519k0000m030109001c.html