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イラク復興を担う米国のブレマー文民行政官は16日夜、バグダッド市内で反フセイン政権主要7派の指導者らと初会合を開き、5月末に全国会議を開いてイラク人主体の暫定統治機構を設立する予定を当面延期する意向を表明した。会合に出席したクルド系組織の関係者が明らかにした。暫定統治機構の発足が延期されることで、米英両国が引き続きイラクの統治を続ける方針だとしている。
関係者によると、ブレマー氏は、まず米英側が暫定的な統治組織を作ったうえで、これにイラク側が協力する形で憲法制定や民主的な総選挙の体制づくりなどに携わるという計画を提案したという。この統治組織の具体的な設立時期や権限、機能については明らかにされず、2週間以内に主要7派側とあらためて協議したいとしている。
ブレマー氏の意向は、暫定統治機構設立を巡って7派間の足並みが乱れており、復興を急ぎたいとする米国側の考えを示したものだ。しかし、7派間ではすでに一部の組織が反発する動きも出ている。
「asahi.com」 2003年5月18日
http://j.people.ne.jp/2003/05/18/jp20030518_28921.html