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【カイロ支局】モロッコのカサブランカで16日夜(日本時間17日朝)、4カ所で爆発が起き、ロイター通信などによると少なくとも24人が死亡、多数の負傷者が出た。ユダヤ教礼拝堂や旧市街のホテルが狙われており、モロッコの捜査当局はイスラム過激派による連続爆弾テロとみて捜査している。
爆発があったのは同市中心部のビジネス街にあるベルギー領事館やユダヤ教礼拝堂、ホテル、スペイン人集会所など。爆発のうち3カ所は自動車爆弾によるものと見られている。モロッコの内務大臣は「負傷者は60人以上で、犠牲者のほとんどはモロッコ人だ」と語った。地元通信社は、3人の容疑者が逮捕されたと伝えた。
ベルギー外務省のスポークスマンは同国のメディアに「ベルギー領事館が大きな被害を受け、警備していた警察官2人が死亡した」と語った。また英BBC放送は、ユダヤ教礼拝堂や墓地などで「多くの死体や負傷者を目撃した」という地元記者の話を報じた。旧市街の「サフィールホテル」近くでは、8人が死亡したという。
首都ラバトの日本大使館は「カサブランカには32人の在留邦人がいるが、日本人の被害者はいない」と話している。また米国務省は「米国の施設が標的になった様子はない」と発表した。
サウジアラビアでテロ組織「アルカイダ」が関係しているとみられる爆破事件が起きたばかりで、米英は、東アフリカや東南アジアでテロの起きる可能性を指摘していた。
カサブランカは人口約300万人の同国最大の都市で、フランスの植民地時代に発展をとげた商業地。
[毎日新聞5月17日] ( 2003-05-17-11:56 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030517k0000e030028002c.html
http://www.mainichi.co.jp/