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(回答先: アチェ対話継続 独立派拒否か 投稿者 朝日5/13 日時 2003 年 5 月 15 日 01:44:14)
05/15 17:40 アチェ紛争で協議開催へ 政府と独立派が東京で 外信91
【ジャカルタ15日共同】インドネシア・アチェ州の独立紛争を
めぐる和平協定が崩壊の危機にひんしている問題で、和平交渉の仲
介役を務める国際非政府組織(NGO)「アンリ・デュナン人道対
話センター」(HDC)は十五日、対話による問題解決を目指し、
協定に関する最高機関「合同評議会」を十七日に東京で開くことで
政府と独立派武装組織「自由アチェ運動」(GAM)が合意した、
と発表した。
和平を側面支援してきた日本、米国などの要請を双方が受け入れ
た。
GAMの協定違反を非難する政府は、協定を事実上破棄し、今週
中にもGAM掃討の軍事作戦を開始する方針だったが、合同評議会
開催が決まったことで、今週中の軍事作戦開始は回避される見通し
となった。
しかし、政府は「最後の機会」(マトリ国防相)として、交渉が
決裂した場合には軍事作戦を開始する姿勢を崩していない。同州の
特別自治法の受け入れを迫る政府に対し、独立を目指すGAMは歩
み寄りの姿勢を見せておらず、和平協定の存続は予断を許さない情
勢が続く。
和平協定は昨年十二月に政府とGAMとの間で調印されたが、相
互の不信感から二月初めからの非武装化プロセスが停滞。現地の治
安情勢が悪化し、四月に入って双方の武力衝突などで犠牲者が急増
した。
これまでに二回、合同評議会開催の可能性があったが、双方の対
立などから実現しなかった。
(了) 030515 1739
[2003-05-15-17:40]
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