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↑(写真:本文とは関係ありません)2003年4月28日 前線を訪問し兵士を慰労するラムズフェルド氏(撮影:ロイター)
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「世界は広い」米国防長官、ビンラディン氏未発見で釈明
http://www.asahi.com/international/update/0516/005.html
ラムズフェルド米国防長官は15日の定例会見でオサマ・ビンラディン氏を発見できない理由を聞かれ、「世界は広い」などと釈明した。サウジアラビアの連続爆弾テロで同氏が率いるアルカイダの関与が取りざたされていることから、米社会では同氏への注目度が再び高まっている。
会見で記者から「なぜ米国はオサマ・ビンラディン氏を見つけられないのか」と尋ねられると、長官は「うん、いい質問だ」。さらに「彼の生死は不明」と前置きしたうえで「まず第一に、この世界で1人の人間を見つけるのは非常に難しい。世界は広い」と答えた。
「世界には(各国政府の)統治が及ばない地域がある。これが問題だ」とも指摘。「いまだにテロリストたちをかくまっている国々がある。例えばイランにはアルカイダ幹部がいる。それも、たぶん政府の統治が及ばない場所ではないところに」などとイランをやり玉に挙げた。「こうした理由があいまって(追跡を)困難にしている」と釈明したが、「でも、不可能ではない」とも付け加え、意地を見せた。 (05/16 10:21)