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[モスクワ 14日 ロイター] ロシアのプーチン大統領と会談したパウエル米国務長官は、対イラク国連制裁の解除に向けた国連決議案について、ロシア側と合意が成立していないことを明らかにした。
同長官は、記者団に、「イラクについては、まだ問題がいくつか残っており、われわれは、パートナー精神で、こうした問題に取り組み、解決を目指している」と発言。
さらに、「イラク国民の生活改善を支援するために利用する決議案の採択に向けて、他の安保理理事国と合意できるかどうかを確認するため、今後数日、緊密に作業を進めていく」と述べた。
同長官は、国連査察団のイラク復帰についても、両国の見解の相違を埋められなかったことを明らかにした。
ただ、ロシアのイワノフ外相は、イラクの戦後統治体制を規定する米国の決議案を阻止するつもりはない、との認識を示した。
同外相は、「現在の主要課題は、戦後復興に国際社会が幅広く関与する法的な基礎を築くことだ。これが、われわれの目的であり、解決策を複雑にしたり、共通の解決策の合意を妨げるために人為的に障害をつくるようなことはしない」と述べた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=topnews&StoryID=2744300