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2003.05.15
Web posted at: 15:42 JST
- CNN
ワシントン(CNN) サウジアラビアの首都リヤドで起きた連続自爆テロの2日前に、ハドリー米大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が秘かにリヤドを訪れ、外国人居住区の警備を強化するよう求めていたことが分かった。米政府幹部が14日、CNNに明らかにした。
政府幹部によると、ハドリー副補佐官は10日にリヤド入りし、アブドラ皇太子やサウド外相、ナエフ内相と会談。外国人居住区へのテロ攻撃が予測されるとの情報をサウジ当局に示し、「目に見える形で警備を強化し、テロ攻撃を抑止」するよう求めた。皇太子らは、副補佐官の伝えた情報を検討すると回答したという。
副補佐官が具体的に警備強化を求めた外国人居住区は、12日に攻撃された3カ所のうちの1つだった。
米国のジョーダン駐サウジ大使も14日、事前情報にもとづき米国人が住む居住区の警備を強化するようサウジ政府に要求したが、協力が得られなかったとサウジ政府を批判している。
サウジのバンダル駐米大使はCNNに対して、米国から警備強化の要請があったと認めた上で、サウジ警備当局が居住区を調べ、「警備体制は十分」と判断していたと明らかにした。
一方、サウド外相は14日、警備面で「足らない面があった」と認め、「間違いから学んでいかなくてはならない」と警備体制の強化をはかる意向を示した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200305150020.html