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【エルサレム=当間敏雄】イスラエル軍は9日、ガザ地区に入る外国人に対し、今後、パレスチナ自治区内での軍の作戦を妨害しないことを誓約する文書への署名を義務付ける、と発表した。作戦地域で軍が「安全を保証できない」ことへの同意も求めている。死傷した場合、イスラエルに責任を問えない内容で、国際社会の批判を招きそうだ。
ガザ地区では南部の自治区ラファで今月2日、軍がパレスチナ人の民家を破壊する模様を撮影中の英国人ジャーナリストがイスラエル兵士の銃撃を受けて死亡、3月にもラファで「人間の盾」活動をしていた民間活動団体(NGO)「国際連帯運動」(ISM)の米国人女性が軍のブルドーザーにひかれて死亡する事件があった。
軍は、外交官、報道関係者らのガザ入りは制限しないと表明、作戦行動を妨害しようとするISMなど国際的なNGOの排除が目的としている。しかし、戦時の民間人保護を求めた国際法に違反する恐れもあり、英国のストロー外相は「受け入れられない」と反発している。
(2003/5/10/20:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030510i513.htm