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中国では内憂内患といったところ。SARSとこれをめぐる問題はスターリン主義的に押さえ込まれるのでしょう。日本は有事法制で抑えるのかな?
農村や地方都市の労働者のでもや暴動が頻発している事実に照らし合わせると、圧制に苦しむ中国人民の積年の鬱憤がSARSを介して「暴動」として現れていると解釈できます。
いつまでも武力で10億以上の人民を弾圧し続けることは出来ない。SARSによる「国家の滅亡」さえ思わず夢想してしまいます。
スターリン主義的体制が内部から蝕まれ、自然崩壊し、ロシア革命以前の資本主義に戻るのか、スターリン主義を打倒する革命的勢力が台頭できるのか、なんとなくグツグツと沸きあがってくるものを感じます。
気をつけなきゃいけないのは背後でアメリカCIAが動いているかも。中国も米帝にのっとられるのかな?
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http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030511k0000m030063001c.html
新型肺炎:
隔離施設の設置に反発し住民が暴動 中国・天津市
【北京・浦松丈二】10日の新華社電によると、中国・天津市で4月27日から5月7日にかけ、SARSの隔離施設などの設置に反発する数百人規模の住民暴動が2地区で相次いで起きた。同市公安局は首謀者ら多数を逮捕し、取り調べている。中国公式メディアが、国内の大規模な暴動を伝えるのは初めて。政府のSARS対策に対する妨害行為を厳しく取り締まる姿勢を示したものとみられる。
同電によると、同市武清区漢沽港鎮で4月27日、区政府が地元の中学校を事実上の隔離施設である「SARS可能性患者の医療観察施設」に指定したことに反発した住民数百人が中学校に押しかけ、校舎に放火した。また一部は区の下の鎮政府教育事務所に押しかけた。市公安局は33歳の農民ら13人を逮捕した。容疑名は報道されていないが、違法集会や公共施設への放火は重罪とみられる。
また、同市紅橋区西菜園地区では5月6、7の両日、同区政府がSARS患者の診療施設「流行病医学観察所」の建設を始めたことに反発した住民約300人が施設に送電する電柱を倒したり、工事車両2台を引っくり返すなどして暴れた。
さらに、同6日夜、同市河東区の女性が交際していた男性との口論の後でビル6階から飛び降りて死亡し、女性の家族が治療した病院の医師を殴ったほか、設備を破壊した。同電はSARSとの直接の関連は伝えていないが、2件の暴動と同じ原稿の中で扱っている。
同電は「SARS対策のカギとなる時期の事件であり、社会秩序を著しく乱している」と住民暴動を批判している。
[毎日新聞5月10日] ( 2003-05-10-21:38 )