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高建(コ・ゴン)首相は9日、昨年の女子中学生死亡事件が発生した京畿(キョンギ)道・議政府(ウイジョンブ)市の米2師団司令部を訪問、リアン・ラポート韓米連合司令官に、「米軍が韓国に駐留するにあたって、勤務環境や訓練環境の改善に向け努力する方針」と伝えた。
高首相は2師団将兵を対象にした演説でも、「在韓米軍が安心して生活でき、安全に訓練できるよう、全ての協力と支援を惜しまない」と、重ねて強調し、訓練道路の拡張、橋桁の建設、屈曲路などをくまなく改善することを約束した。
首相室の関係者は「米軍の一部で論議されている2師団の漢江(ハンガン)以南への移転計画に対し、首相が中断を要請したもの」とし、「今月11日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の訪米を前に、大統領に負担を与えないため、迂回的に表現した」と説明した。
高首相は2師団の将兵を対象にした演説で、「米2師団は韓米同盟の核心的かつ象徴的な存在」とし、「米2師団と韓国国民は平和守護の『最前線で共にする同盟(Frontline Partnership)』を実践している」とも述べた。
これに対し、ジョン・ウッド2師団長は「今日の訪問は2師団の新しい歴史を開くもの」、「(今日は)首相が初めて訪問した歴史的な日であり、衝撃的な一日」と返答した。
高首相の訪問にはチョ・ヨンギル国防部長官、卓秉伍(タク・ビョンオ)首相秘書室長などが同行した。首相が在韓米軍を訪問したのは建国以来初めてだ。
一方、高首相が韓米連合司令部ではない2師団を訪問した理由に対し、首相室の関係者は「2師団が漢江以南への移転推進及び昨年の女子中学生轢死事件の該当部隊で、韓国国民との関係がギクシャクしているあるだけに、首相に直接訪問して欲しいと国防部が要請した」と明らかにした。
韓在賢(ハン・ジェヒョン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/09/20030509000062.html