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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は米国訪問を2日後に控えた9日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題に対する韓米の対処方策と関連、「私が意地を張れば、全ての交渉を台無しにすることもあり得るので、それはできない」とし、「米国の全ての交渉カードの制限を要求したり、公開的に主張するのは困る」とした。
盧大統領はこの日、マスコミ社の外交・安保担当論説委員と昼食をともにした席で、「対北の軍事オプションを交渉するためにも、余白として残しておくのがいいのではないか」という質問に対し、このように答弁、今月15日のブッシュ大統領との首脳会談で、軍事・経済的制裁放棄を明示的に要求する考えはないことを明らかにした。
同大統領はしかし、「内密に伝えるべきことは伝える」と付け加えた。
また、「(首脳会談で)我々が直面している状況を説明する方針」とし、「(しかし)米国の大きな原則を壊さずに、状況論でアプローチする」と述べた。
一方、尹永寛(ユン・ヨングァン)外交通商部長官は、この日の記者懇談会で、「北核問題と関連した政府の究極的な目標は、核の再処理だけでなく、北朝鮮が既に保有したと主張する核までも、外交的に解決しなければならないということ」とし、「ただ、北朝鮮の核再処理の可能性に備え、戦術的にどのように対応するかを真剣に検討している」とした。
尹長官は「北朝鮮の核再処理と関連し、対北制裁の可能性を言及する米国・日本と韓国政府の対場の違いは何か」という質問に「韓国政府も対応策を検討中」とし、このように述べた。
辛貞録(シン・ジョンロク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/09/20030509000057.html