現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 915.html ★阿修羅♪ |
|
来日中のジェームズ・ウールジー元米中央情報局(CIA)長官は9日、都内の日本国際問題研究所で講演し、北朝鮮の核開発問題について、北朝鮮に影響力を持つ中国の外交圧力が失敗すれば、米国は「武力という最終手段」に訴えるべきだとの考えを示した。
ウールジー元長官は、北朝鮮の核開発問題を平和的に解決するためには、「中国の関与が不可欠」と指摘、先月北京で行われた米朝中3か国協議に中国が参加したことを「良い兆候」と評価した。しかし、一方で、北朝鮮がすでに核燃料棒の再処理作業を開始しているとの報道に触れ、「事態は切迫している」と強調。中国が北朝鮮に対して早期に強い態度に出ない場合には、「最終的には武力を使って核兵器保有を断念させる方が、朝鮮半島にとってはいいことかもしれない」と述べ、米国による武力行使の必要性に言及した。
元長官は、「新保守主義派」の一角をなす存在。(国際部 樋口 郁子)
(2003/5/10/01:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030509id31.htm