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神奈川県・横須賀基地を母港とする米空母キティホークが、イラク戦争のため日本からペルシャ湾に向かう途中のオマーン湾で、テロ対策支援法に基づき派遣されている海上自衛隊補給艦から、自国の補給艦を経由して燃料提供を受けていた可能性が高いことが8日、海自の米海軍などへの調査で分かった。同法はアフガニスタンでのテロ掃討作戦以外の対米支援を認めておらず、イラク攻撃への事実上の直接支援との指摘も出そうだ。
調査によると、テロ対策支援法に基づく対米支援のために派遣された海自補給艦「ときわ」が2月25日、オマーン湾で米補給艦に燃料約83万リットルを給油。その数時間後、米補給艦がキティホークに燃料約302万リットルを補給しており、ときわの燃料がキティホークに渡っていた可能性が高い。83万リットルは空母が消費する1日分の燃料。
防衛庁が米大使館などに確認したところ、米側は「当時、キティホークは(アフガニスタンでの)不朽の自由作戦に従事していた。テロ対策支援法の目的外に燃料を使用していない」と説明。石川亨・統合幕僚会議議長は8日の会見で「我々は(米国を)信じてやっている」と話した。
今月6日、横須賀基地に帰還したキティホークの第5空母群司令が「海自から給油を受けた」と発言した。【宮下正己】
[毎日新聞5月9日] ( 2003-05-09-00:58 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030509k0000m010088000c.html