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19:27 2003-05-07
PRAUDA RU
http://newsfromrussia.com/
http://newsfromrussia.com/world/2003/05/07/46712.html
■Grandson of the Last Iraqi King Plans to Return to Baghdad
イラク最後の王の孫は、バグダッドへ戻ることを計画している
The grandson of the last Iraqi King Sharif Ali Bin al-Hussein, the leader of the Constitutional Monarchy Movement in Iraq, plans to return to Baghdad in the next few days. The Sharif's adviser Ali Faisal Abd al-Majid spoke about it on Wednesday in an interview with the Iraqi Al-Zaman newspaper. "Our movement comes out for holding a referendum in the country at which the Iraqi people will determine the nature of the future state system in the country," said the adviser.
イラク最後の王の孫で、立憲君主運動のリーダーでもあるシャリフ・アリ・ビン・アル・フセイン氏※１）が、あと数日のうちにバグダッドに戻ることを計画している。
シャリフ氏の顧問、アリ・ファイサル・アブド・アル・マジッドが水曜日に、このことに関してイラクのアル・ザマン新聞のインタビューで語った。「私たちの運動は、イラクの人々が将来の国家体制の性格を決定する国民投票を行うためのものです」とその顧問は述べた。
Since Iraq gained independence in 1921, it was a monarchic state. After the 1958 revolution King Faisal II and his son Ghazi were executed. Sharif Ali, the son of the daughter of the last monarch, is not considered to be a direct heir of the Iraqi crown. The members of the Jordanian Hashemite Royal House, now reigning in the country, have greater rights to this crown. The first King of Iraq Faisal I was the brother of Emir Abdallah of the Kingdom of Jordan.
１９２１年にイラクが独立を獲得したとき、それは君主国家だった。１９５８年の革命の後、国王ファイサル２世および彼の息子ガージーは処刑さた。最後の君主の、娘の息子シャリフ・アリは、イラクの王冠の直接の相続人であると認められたわけではない。
ヨルダンのハシミテ王朝の現王室メンバーは、この王冠に対して、より大きな権利を持っている。イラク最初の王ファイサル１世はヨルダン王国の、エミール・アブドラー※２）の兄弟だった。
参考
反イラク政府・6グループの指導者の横顔【シャリフ・アリ・ビン・アル・フセインについて】
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei021022_2.htm
以下一部引用
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※１）
●シャリフ・アリ・ビン・アル・フセイン（Sharif Ali bin Al-Hussein）・CMM代表：1956年バグダッド生まれ。1939年から暗殺される1958年までイラク・ハシュマイト王国の国王を務めたフェイサル二世国王の従兄弟。レバノン及び英国で育ち、経済学を学んでロンドンで投資銀行に奉職した。雄弁なスンニー派教徒。
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ヨルダン・ハシミテ王国【エミール・アブドラーについて】
http://www002.upp.so-net.ne.jp/mikuroom/jordan.html
以下一部引用
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※２）
■アラブ・イスラム時代は630に始まった。以後ダマスカスのウマイア王朝と、バクダッドのアバシッド王朝がこの地域を２世紀半に渡って治めた。1099、十字軍がエルサレムを確保し、その征服地を守るためヨルダンのケラクとショーバックに大きな城を築いた。1187、サラディーンがケラクで十字軍を打ち破り、これが十字軍の近東からの完全撤退につながった。300年に及ぶマメルークの支配の後ヨルダンはオットマン帝国の１部になり、これが1915〜18のアラブの反乱時代まで続いた。16Ｃ、オスマン＝トルコが帝国を造り、シリア、ヨルダン、パレスチナもその１部に組み入れられた。1916、オスマン＝トルコの支配に対抗を始める。1918、イギリスとフランスの間で交わされたサイクスピコ協定によって、ヨルダンはイギリスの保護領になった。1921、ヘジャズの首長フセインの次男エミール・アブドラーがトランスヨルダン王国を建国。その時点ではイギリスの委任統治による自治地域だった。1928、限定権力を持つ立法議会の設立を定める条約が締結された。
ＷＷ２中、アラブ地域に反帝国主義の気運が高まったが、アブドラーは親英政策を堅持しながらも自らの地位を高めるためアラブ連盟結成に参画し、1945.3.その創設メンバーとなった。1946.5.25.イギリスから独立。国名はトランス・ヨルダン・ハシミテ王国となった。この時期、隣接のパレスチナではユダヤ人シオニストとアラブとの紛争が持ち上がり、解決のために国連は1947.11.パレスチナの分割決議案を採択したが、紛争の解決とはならず、1948.5.14.イスラエルが一方的に建国を宣言。これに対し近隣アラブ諸国はイスラエルに侵攻。第１次中東戦争が始まった。当初アラブ諸国連合軍が優勢だったが、半ばからイスラエルが攻勢に転じ、1949に休戦協定が結ばれ、イスラエルはその建国を確立することになった。
アラブ諸国劣勢の中、唯一ヨルダン軍の活躍は目覚ましく、いち早くエルサレムに達してヨルダン川西岸の地（ヨルダンで最も肥沃な土地）を占領、正式に国土に編入した。６月には国名も現在のヨルダン・ハシミテ王国に改めた。発足したばかりの王国は、折から独立したばかりのイスラエルを追われたパレスチナ難民を抱え、困難なスタートを切ることになった。アブドラー国王の親英政策はアラブ民族主義者の反感を買い、1951.7.国王は暗殺された。長男タラールが王位を継承したが１年で退位。1952.8.11.に孫のフセインが18歳で国王になった。
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関連
ヨルダンの「大迷惑」、米国承認のイラク反体制リーダー、チャラビ [menareport/AlBawaba]
【過去の汚職スキャンダル】
http://www.asyura.com/0304/war33/msg/217.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 4 月 27 日 22:04:51:oswAM6lqBSCW6
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。