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英ブレア政権の与党・労働党は6日、イラク戦争に強く反対したジョージ・ギャロウェー下院議員の党員資格を停止する、と発表した。「ブッシュとブレアはオオカミのように、イラクを襲っている」などと米英のイラク攻撃を批判した発言をめぐり、真意をただすよう求める党員の声が高まったため、としている。同議員には、フセイン政権から金を受け取った疑惑も持ち上がっている。
ギャロウェー議員は3月末、テレビとのインタビューで、上官の命令を無視し、イラク側と戦わないよう、英兵に呼びかけた。党書記局によると、米英と戦うようアラブ諸国に促す発言もしていたという。同議員は党員資格停止に対し、「まったく不当な処分だ」と抗議する声明を公表した。
ギャロウェー議員は91年の湾岸戦争後、たびたびイラクを訪れ、経済制裁の不合理を主張してきた。一方で、フセイン大統領との親密な関係を隠さず、昨年夏にもバグダッドで会見した。
保守系のデーリー・テレグラフ紙は先月、ギャロウェー議員が原油を売却する権利をフセイン政権から与えられ、多額の収入を得ていた、と報道した。
ギャロウェー議員は記事を「でっち上げ」と批判し、「米英にたてついた反戦派への攻撃だ」と反論。名誉棄損でテレグラフ紙を訴える考えを明らかにした。 (05/08 07:07)
http://www.asahi.com/international/update/0508/001.html