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民主党が自由党との合流問題の結論を先送りしたことについて、自由党が反発を強めている。小沢党首は7日、当初の予定通り、合流問題の結論を9日に出すよう改めて要求。一方、民主党内からは自由党に反発する声が公然とあがっており、両党の亀裂が広がる可能性も出てきた。
小沢氏は7日の記者会見で、「自民党政治じゃあるまいし、あいまいな形での先送りは、自由党として受け入れるわけにはいかない」と不快感を表明。そのうえで、「民主党が合流を望まないなら独自の路線を歩む。9日の政権構想協議会で民主党の考え方を明示してもらう」と語り、民主党の対応次第では次期衆院選での選挙協力のあり方を見直す意向を示した。
これに先だって、自由党は藤井裕久幹事長が党本部で党所属国会議員30人から合流問題について意見聴取。議員からは「万難を排して合流すべきだ」「政権交代のためなら捨て石になってもいい」などとして、基本的に合流に賛成する意見が大勢を占めた。同党では「全員が党の決定に従う」(藤井氏)として、対応を小沢氏に一任することを決めた。
これに対し、民主党側では枝野幸男政調会長は7日の定例記者会見で、合流に向け自由党との政策のすり合わせが進んでいないことを指摘。「有権者は政策なき野合に嫌悪感を持っている。自由党にとって政策はその程度のものなのか。そういう考えの人と一緒になることはできない」と語り、合流に反対する考えを明確にした。
一方、合流に積極的な鳩山由紀夫前代表グループは同日、有事法制への対応をめぐり緊急総会を開いた。総会では「政府・与党案に賛成できない状況になると問題だ」などの意見も出たが、当面は修正協議の行方を見守り、一致して行動することを確認した。党執行部はこうした動きにも神経をとがらせている。
(05/07 21:07)
http://www.asahi.com/politics/update/0507/008.html