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パウエル米国務長官は5日、記者団に「米国は北朝鮮が核の能力を保有する姿を見たくない」と述べ、同国に核の放棄を迫る方針を改めて強調した。同日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ブッシュ大統領が北朝鮮による核兵器のためのプルトニウム製造を食い止められないと判断、核物質の輸出阻止に重点を移したと報道していた。この報道について聞かれたパウエル長官は、明言は避けたものの米政府の方針に転換がないことを示した。
長官は「その報道を見た」と前置きした上で、北朝鮮の核保有を容認するつもりのない考えを示した。「これは北朝鮮の周辺諸国すべての意見だと信じる」とも明言。「日本、韓国、中国、ロシア、オーストラリア」と連携し、「核兵器の開発につながる計画や設備すべての解体」に向けた働きかけを強める考えを示した。
5日付の同紙によると、ブッシュ大統領は、オーストラリアのハワード首相と3日に北朝鮮問題を協議。米政府当局者は「大統領の不安は、北朝鮮が何を獲得したかではなく、それがどこへ行くかだ」と述べ、核開発計画の放棄ではなく、核物質が他国やテロリストの手に渡ることを阻止することに重点を移すことに決めた、と報じた。 (05/06 20:19)
http://www.asahi.com/international/update/0506/010.html