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イラクの反フセイン政権政治組織の主要5派は6日までに、暫定統治期間中の議会にあたる暫定国民議会について、計380人程度の代議員を選出することを決めた。5派の一つのイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)筋が明らかにした。暫定議会は総選挙実施まで、主要5派を中心とした暫定指導部とともに憲法起草などの重要な国政にあたるとされ、国内の各勢力や米国などとの間で暫定政権発足に向けた動きが活発化しそうだ。
主要5派の代表者らは第2回の暫定統治機構設立準備会合が終わった4月末から、バグダッド市内で米国関係者を交えながら断続的に会合を開いている。会合ではすでに米国や国内外の政治、宗教組織などと連絡調整を行う事務局となる実務委員会を設置することが決まっている。
SCIRIから代表者会議に出席しているアブドルアジズ・ハキーム師の側近によると、暫定議会について、5派は昨年12月にロンドンで開かれた反体制組織会議で決まった暫定政権構想を尊重することで意見が一致。代議員は選出母体に応じて、(1)フセイン政権時に国外で活動した政治勢力65組織に国内の政治・宗教勢力、部族、職業などの各組織代表を加え、計130〜150人(2)全国を16〜17地域に分け、各地域代表として計220〜230人の二つのグループから構成される。
地域代表の選出方法は決まっていないが、イラクの総人口約2300万人に対し、平均10万人に1人の割合で選ぶという。 (05/06 12:31)
http://www.asahi.com/international/update/0506/009.html