現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 706.html ★阿修羅♪ |
|
ロイター通信によると、イラク北部の中心都市モスルで5日、米軍の管理下で250人の地元有力者が24人の暫定評議会メンバーを選出、続いて同評議会が3人の候補者のうちから市長を選出した。
4月9日のフセイン政権崩壊後、投票による初の代表者選出。
米軍が監督する投票手続きを経て指導部が決まったのは初めてで、米軍は今回の投票を民主化のモデルとし、機能停止状態に陥っている地方行政を始動させたい考えだ。
モスルは多民族都市として知られる。米軍が「有権者」として事前に各部族や宗教組織から250人の代表者を指名したため、市民から批判も出たが、代表者による投票で、アラブ人13人、クルド人3人、アッシリア人3人など24人の評議会を選出した。
市長にはフセイン政権下で処刑された兄弟を持つ退役将軍ガナム・バソ氏が選ばれ、同氏は「これは民主主義への第一歩だ。住民にとって忠実な兵士となることを約束する」とあいさつした。
占領下のイラクでは、地方指導部は米軍が一方的に決めたり地元有力者が独自の話し合いで選んだりしており、混乱の一因となっている。(バグダッド共同)
[毎日新聞5月5日] ( 2003-05-05-23:58 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030506k0000m030083000c.html