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(回答先: 仕事・援助を求めるイラク人がパレスチナホテルで米兵に詰め寄る。「ブッシュはイラクの解放を約束した、しかし何も与えてくれなかった。少なくともサダムは我々に給料を払ってくれた。」 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 5 月 04 日 18:33:09)
イラク戦争後の混乱の中で、バグダッドでは「再就職登録所」がにぎわっている。ただし、再就職がいつになるかは分からない。
市中心部の旧将校用クラブ。焼け落ちたホール内の受付に、男たちが群がっていた。イラク軍の生き残りで、新政権発足後の軍隊復帰を求める人たちだ。
登録用紙は250イラク・ディナール(約20円)で購入する。住所、氏名、所属を記入し「前体制(フセイン政権)を支援しない」ことに署名する。「サダムの犯罪」と題したCDも売られていた。
国際空港の防衛隊にいたハザートさん(33)は、登録理由を「米軍はイラクに勝ったが、街にはびこる強盗団には勝てていない。治安確保のためには、イラクの軍が必要なんだ」と力説した。
登録所の主宰者は、欧州生活が長かった反体制運動家で、別の場所にも文民公務員を対象に同種の登録所を設けたが、閉鎖命令を受けたという。
「1日1000人以上が登録する。復帰がいつになるかは知らない」。用紙を売る初老の男性は言った。彼も復職のめどが立たない司法省職員だった。バグダッドでは新たな「生き残り」競争が始まっている。【バグダッド竹之内満】
[毎日新聞5月4日] ( 2003-05-04-19:34 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030505k0000m030057000c.html