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【バグダッド=岐部秀光】イラク再建にあたる米国の復興人道支援室(ORHA)は、イラク石油省の暫定的な責任者にフセイン政権下で同省計画局長だったサミル・ガドバン氏を任命した。また石油部門の顧問団代表に英蘭系国際石油資本(メジャー)ロイヤル・ダッチ・シェルの米国法人社長だったフィリップ・キャロル氏が就任する。
ORHAの声明によると、ガドバン氏の執行責任者就任はORHAと石油省幹部との協議で決定した。ガドバン氏は将来の暫定政権で石油相に就任する可能性がある。
またキャロル氏は石油分野での経験が長く、米大手エンジニアリング会社フルアーの最高経営責任者(CEO)も務めた。キャロル氏の補佐役にはイラク国営石油公社(SOMO)の元総裁で、現在はトルコ在住のファデル・オスマン氏が就任する。
米国主導での石油輸出の再開に向けて、メジャー出身者を据えるとともに、現地での実務に詳しいイラク人専門家を前面に登用した布陣になっている。 (23:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030504AT2M0400H04052003.html