現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 572.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: イラク共産党は米英の手先? 投稿者 第5インターナショナル 日時 2003 年 5 月 03 日 19:49:30)
イラク共産党の声明を読んでみると、米英に対して「帝国主義」という言葉をどこでも使っていないのが目に付く。また、米英ではなくフセインこそがイラク人民の最大の敵であり、戦争や経済制裁による多数の死者をもたらしたものは米英ではなくフセインであると認識していることは明らかである。その前提に立った上で、イラクを「民主化」するために国連の介入を求め、「戦争の代わりの手段」を主張している。また国連による査察(実質的には戦争準備)を支持し、独仏政府の主張と同じである。これはどう見ても反帝国主義の主張ではない。
開戦時の声明でも「体制変更は戦争以外の手段で」と主張し、帝国主義戦争という認識はどこにも見られない。
4月20日の声明でも、「フセイン体制が崩壊した」ことに大喜びしながら、米英への非難はほとんどなく、ただ「軍政の代わりに国連暫定統治を」と呼びかけているだけである。
この「イラク共産党」の資金はどこから出ているのかというのは興味深い問題である。米英から出ているのかも知れないし、ひょっとしたらフランスから出ているのかも知れない。様々な帝国主義政府から資金を受け取っているのかも知れない。