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米国防総省は2日、米中枢同時テロ後に拘束したテロ組織アルカーイダ幹部らを裁くため、米軍が開設する特別軍事法廷の最終的な規則を公表した。被告が依頼できる弁護人を米国人に限ることや、高度な機密情報がある場合を除き裁判を原則公開とすることが骨子。
テロリストを裁く初の特別軍事法廷に一応のめどが付いた格好だが、弁護人が米国人に限られたことで、公平な裁判ができるかどうか今後論議を呼びそうだ。
また、同省高官はイラク戦争で捕虜となったフセイン政権の幹部についても、同様に特別軍事法廷を設置して裁判にかける可能性があるとの考えを示した。
アルカーイダ幹部を裁く特別軍事法廷は、約650人が拘束されているキューバのグアンタナモ米海軍基地で開かれる可能性もあるが、同省高官によると「いつどこで裁判を行うか、被告が誰になるかは最終決定していない」という。
罪状にはテロ行為や生物・化学兵器の使用、非戦闘員殺害のほか、新たに、拷問と深刻なけがを負わせた行為も加えられた。国防総省当局者は弁護人を米国人に限定したことについて「米国人でないと秘密情報を与えられない」と説明した。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/030503/0503kok048.htm