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http://www.asahi.com/international/update/0502/002.html
ラムズフェルド米国防長官は1日、アフガニスタンの首都カブールを訪問し、カルザイ大統領と会談した。記者会見で長官は「アフガンは大規模な戦闘活動の場ではなくなった」と述べ、同国内での米軍の作戦に区切りがついたとの見方を示した。会見に先立ち在アフガン米軍のマクニール司令官は記者団に、来年夏までにアフガンから撤退したい考えを表明した。
長官は今回の訪問で事実上の終戦宣言を出す意向を示していた。しかし、タリバーンなど反米勢力の活動は最近むしろ活発化しており、アフガン側が早期撤退論に難色を示した模様で、カルザイ大統領は会見で「まだまだやらなければならないことがある」と強調。長官も会見では「終戦」を明言せず、「治安の安定化にかかわり続ける」と述べた。
米軍は現在、7万人規模のアフガン国軍の創設を進めている。米軍を主力として対テロ戦を進めてきた「連合国軍」1万人余りは今後、徐々に作戦をアフガン国軍部隊に引き継ぐ計画だ。長官は国軍訓練の様子を視察し、「この国の運命の大部分は国軍にかかっている」とアフガンの自立を強調した。
01年の同時多発テロを受けて米軍は同年10月、首謀者とみられるオサマ・ビンラディン氏の引き渡しを拒否したアフガンの旧タリバーン政権への攻撃を開始。2カ月余りの間に政権を崩壊させ、各地にあったアルカイダの訓練キャンプを壊滅させた。
しかし、現状は「終戦」にはほど遠い。タリバーンの残存勢力や反米を表明したヘクマティアル元首相派は、隣接するパキスタン領内などに潜んで越境攻撃を開始。米軍にとっては目立った成果がないまま、ゲリラ戦が続く泥沼化の懸念も広がっている。アフガン各地の米軍基地へのロケット砲攻撃は日常的で、先月末には東部パクティカ州で米兵2人が戦闘で死亡した。南部ザブール州では最近、タリバーン兵が一時、地区役場を占拠したとの情報もある。
米軍はこの間相次ぐ誤爆事件も引き起こした。先月9日にもパクティカ州シキンで米軍機が民家を爆撃し住民11人が死亡した。米軍の作戦地域はタリバーンの主力だった多数派パシュトゥン人の居住地と重なり、武勇で知られるパシュトゥン人の間に新たな反米、反政府感情を生み出す悪循環が続いている。
(05/02 01:45)
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感想
最近、撤退が多いようですが、やはり、財政難なのでしょうか?
それとも、次に向かってるのでしょうか?
とりあえず、今は、武器を使い果たしたから、次まで
力を貯めようとしてるのでしょうか?
ただ、アフガンは、もうどうにも手におえんというのが、
アメリカの本音のような気がします。