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文字通り、「電網戦争」【「サイバー攻撃」1日500件超 4割が自己増殖型 警察庁検知分】
米国はイラクを攻撃する前、徹底的に通信インフラを調べ上げたと言う。
また、寝返りを促すようなEーメールもさかんにイラク政府要人に出した
ようである。実際の戦争が始まる前に、まさに電網戦争が米国から仕掛け
られていたのである。それには多数の元クラッカーが動員されたようだ。
米国は通信先進国なので金をかけていくらでも人材を集められる。攻撃対
象はイラクのような国に限らず、このような、サイトだって攻撃対象とし
ての可能性は無くは無いはずである。
以下関連情報として、サイバー攻撃に関する今日(5月1日)の新聞記事。
http://www.asahi.com/national/update/0501/018.html
「サイバー攻撃」1日500件超 4割が自己増殖型
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インターネットを通じてデータを破壊したり改ざんしたりする「サイバ
ー攻撃」が、月に1万件以上(警察庁検知分)のペースで発生している。
警察庁は1日、今年1〜3月に検知した攻撃の件数を約5万1000件と
発表。1日に500件を超す計算だ。同庁が検知を始めた昨春以後、発信
元は米国、中国、韓国など各国にわたり、日々の発生件数も激変するなど、
ネット侵入・破壊活動の多様化を示した。
警察庁のサイバーフォースセンターは各都道府県警などのインターネッ
ト接続点57カ所に検知装置を設け、特定の侵入パターンを対象に24時
間態勢で監視している。
昨年7月から3カ月ごとに検知件数を集計しており、7〜9月が約5万
1000件、10〜12月が約5万8000件だった。ほとんどは警察の
コンピューターとは知らず、無作為で送りつけられたものとみられるとい
う。
1〜3月の検知分を攻撃手法別にみると、ネット上で自己増殖するスラ
マーワームが最も多く43%あった。1月下旬に韓国でネットをマヒさせ
たプログラム。新型のため警察庁の検知対象にはなかったが、韓国でのト
ラブルを受け監視対象に加えたところ、1日に最大で約1300件を検知
し、4月に入っても1日500件前後が確認されるなど、依然として活動
を続けていることがみてとれる。同庁は「かなり多い数字といえ、注意が
必要」としている。
このほかネットに接続されたコンピューターでどんなプログラムが動い
ているかを勝手に調べる「ポートスキャン」が38%。これは実際に攻撃
するための準備行為とみられている。
発信元別では、米国が44%、日本が7%、中国が6%だった。ただ、
複数の国を経由することも多く、発信元が攻撃元とは限らないケースが目
立っており、データ破壊や不法侵入の実態はますます見えにくくなる傾向
という。一方、昨秋の3カ月間にトップだったイスラエルは全体の約0.
2%だった。
米国発信のものはワームとポートスキャンが各4割超、日本はワームが
7割、中国はポートスキャンが7割、イタリアはPing攻撃(大量のデ
ータを送りつけるなどしてネット利用を妨害するための準備行為)が6割
で、国別に攻撃手法に特徴がある。
警察庁はホームページに安全管理に関する情報を掲載している。同庁の
担当者は「管理を怠ると侵入される。高いセキュリティー意識を持っても
らいたい。通信業者や交通、電力など重要インフラ業者との連携を強めた
い」としている。
◇
<ネットワークセキュリティーが専門の武藤佳恭・慶応大環境情報学部
教授の話> ネットワークを攻撃するハッカー側は世界規模でリアルタイ
ムに知識を共有しているのに対し、守る側の企業や官庁は被害を公表すら
しないことが多く、両者の力の差はますます広がっている。そもそもシス
テムの弱点は技術的に完全に守りきれるものではなく、セキュリティーに
「大丈夫」という考え方は存在しない。システムは性善説を前提に作られ
てきたが、問題が起こることを前提にした設計に変えることが必要だ。
(05/01 15:42)
なお、以下リンクも参照乞う。
◎緊急!!!セキュリティ連絡。
http://www.asyura.com/0304/war30/msg/689.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 4 月 05 日 14:03:28:WmYnAkBebEg4M
インターネットで情報収集する際の注意点。
http://www.asyura.com/0304/war29/msg/493.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 3 月 29 日 13:06:18:WmYnAkBebEg4M