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(回答先: メシアニック親交会の設立趣旨 投稿者 こもえすた 日時 2003 年 5 月 01 日 15:00:28)
「JMFの目的」というところに、このような記述があります。
(前略)
5:反ユダヤ主義と戦う
私たちは、反ユダヤ主義とは、聖書に記された神のイスラエル民族に対する永遠の約束と御旨を否定する、神学的、政治的、経済的、その他あらゆる形態の主張、運動であり、これはまさしくサタンより発せられた、歴史的に最も古くかつ最悪の攻撃であると理解する。それゆえ、この反ユダヤ主義に根ざす主張や運動には、毅然として反対し、これに挑戦していく。
1)神学的領域
とりわけ、神学敵領域における反ユダヤ主義は、イスラエル論、律法論において、顕著である。この分野においては、メシアニツク・ジューの視点による聖書解釈が、伝統的なキリスト教神学と抵触する要素がとりわけ強くなる。それゆえ、粘り強い弁証活動が重要であるように思われる。とりわけ、置き換え神学、律法廃棄論に対しては、それが極めて一般的に流布している神学的理解であるがゆえに、忍耐強い反駁と論証を必要とするだろう。また、メシアニツク神学の基本的理解を促すような入門的解説書が必須であろう。
2)政治的領域
特に、今日の中東紛争の激化にともない、現在のイスラエル共和国のために、とりなし祈る活動が、非常に重要な課題になっている。ここでも、非常に手の込んだ、悪質な反ユダヤ主義活動を見ることができる。特に、著しく偏向する国際的メディアの報道には、細心の注意を払うべきであり、そこに展開されている反ユダヤ主義の嘘を見破らなければならない。もっとも、私たちは、現実の国際政治を背景としたイスラエル共和国の活動は全て善で、これに反対するものが何でも反ユダヤ主義だ、というような愚かな見解は取らない。現在のイスラエル=パレスチナ/アラブ間の関係というのは、まぎれもなく戦争状態であり、国際政治における、冷厳なパワーバランスの上に成り立っているのであって、どちらが善で、どちらが悪であるかを決められるような単純なものではない。それでも私たちがイスラエルのためにとりなし、イスラエルと共に立つというのは、あくまで神のイスラエルに対する御言葉と約束に基づいて、そうするのである。また、さらに言うと、イスラエル人であれ、アラブ人であれ、一人として魂が滅びることなく、イエス・キリストにあって救われることを願うという宣教的情熱を、現実の国際政治上の果てしない議論と対立の中で水割りされたり、かき消されたりしてしまわないようにと注意を自らに喚起するものである。「こうして、イスラエルはみな救われる」、この約束の御言葉に立って、私たちは、イスラエルのために祈るのである。
(後略)