現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 374.html ★阿修羅♪ |
|
【エルサレム=当間敏雄】イスラエル最大の商業都市テルアビブのパブレストランで30日午前1時(日本時間同7時)ごろ、男が身につけた爆弾で自爆し、少なくとも3人が死亡、35人が負傷した。6人は重体。パレスチナ過激派の自爆テロと見られ、犯人の男も即死した。
警備員が不審に思い、パブ店内に入るのを阻止したため男は入り口付近で自爆、警備員も死亡した。現場は海岸沿いの繁華街で、近くには米大使館もある。
パレスチナ評議会(自治政府の立法議会)で29日夜、アッバス新内閣が承認されたばかり。アッバス新首相は施政方針演説でテロを厳しく批判、過激派を取り締まる方針を示しており、これに反発した過激派による犯行との見方が有力。アッバス新内閣の最大の課題であるテロ対策の困難さを発足早々、突きつけられた格好となった。
イスラム原理主義組織ハマスやイスラム聖戦は29日、アッバス新首相が違法な武器を摘発する方針を示したことに「イスラエルの占領が続く限り、武装解除には応じない」と対決姿勢を示していた。
イスラエルでの自爆テロはアッバス内閣の発足が確実になった翌日の24日に中部クファルサバの鉄道駅で、警備員1人が死亡、13人が負傷して以来。
(2003/4/30/10:51 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030430it01.htm