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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は今月23日から25日まで、中国北京で開かれた米朝中の3国間協議で、「朝米双方の憂慮を同時に解消することのできる新たで大胆な解決策」を提示したと述べている。新たで大胆な解決策とは何か。
政府当局者の説明は多少食い違っている。「新しいことは、北朝鮮が核を保有していると主張していることだけで、米国側に話した内容は、これまでの主張を集めたのに過ぎない」と話す人もいれば、「意味を置いて解釈すべきくだりがなくはない」と話している人もいる。
しかし、北朝鮮側の提案中、意味のあるくだりが何なのかは確認されなかった。
共通した説明は、北朝鮮側の李根(イ・グン)代表が米国側に対北朝鮮敵対視政策の放棄と、不可侵の確約、そして経済発展を妨害するなという趣旨の話をしたというのだ。
李代表は特に、「米国が、2000年の南北首脳会談と2002年の日朝首脳会談によって行われていた交流・協力と、昨年7月の『大胆な経済管理改善』措置に障害をもたらした」とし、米国が北朝鮮の経済発展に障害をもたらしてはならないと要求したと伝えられた。
また、米国が中断した重油提供も、経済発展に打撃を与えたとし、重油供給再開の必要性を明かし、北朝鮮に対する軽水炉支援事業の維持を主張したと伝えられた。
北朝鮮側のこのような要求が受け入れられる場合、核兵器を作らず、これを検証させ、大量破壊兵器の輸出も中断するという趣旨の立場も明かしたと伝えられた。
北朝鮮側はまた、一定の段階になれば、核問題を論議する会談の形には拘らず、日朝関係も改善するという意向を米国側に伝えたとされる。
ただ、北朝鮮はすでに保有した核兵器の廃棄方案については、言及しなかった。
李根代表はこういった中、ドナルド・ラムズフェルド米国防長官をはじめとする米国の対北朝鮮強硬派らが北朝鮮体制を転覆させようとしていると非難し、したがって、米国が北朝鮮の自主権を尊重し、敵対・圧殺政策を放棄しなければならないと主張したという。
政府は米日との協議を経て、北朝鮮側の提案を分析した後、対応策をまとめる方針だ。政府の某高位当局者は「米国側から会談内容を詳しく聞いたが、協議戦略は米国との調整を経て、発表することにした」とし、「まず、米国が内部立場を整理するのを見守る必要がある」と述べた。
権景福(クォン・ギョンボク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/04/28/20030428000009.html