現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 212.html ★阿修羅♪ |
|
韓国と北朝鮮による第10回閣僚級会談が27日、平壌で始まった。同日の初会合で韓国は、北朝鮮が先週北京で開かれた米朝中3者協議で核保有表明をしたことに関して説明を求め、核の放棄を強く迫った模様だ。会談は29日までの3日間で計3回の会合が予定されているが、北側は「核問題は米朝2国間の問題」との姿勢を崩しておらず、難航が予想されている。
南北閣僚級の会談実現は1月末以来、3カ月ぶりで、盧武鉉政権誕生後は初めて。韓国は今回、肥料・コメ援助や経済協力を話し合いの中心に想定していたが、北朝鮮の「核保有表明」を受けて、議題を核問題優先へと軌道修正した。
韓国メディアの共同取材班によると、初日の基調演説でも、韓国側は経済協力に一切触れなかったという。韓国統一省関係者も同日、「韓国の雰囲気は厳しい。北の対応によっては南北合意文が作れなくても仕方ない」と、物別れも覚悟していることを明らかにした。
韓国の代表団は首席を丁世鉉・統一相が務め、北朝鮮側は金■星・内閣参事を首席代表に、会談に臨んだ。
北朝鮮は新型肺炎の重症急性呼吸器症候群(SARS)に敏感になっており、韓国の代表団一行約40人はこの日、検疫証明書を持参して空路、平壌入りした。市内参観などもせず、日程は会議が中心になる。
※■は月へんに令。 (04/27 19:04)
http://www.asahi.com/international/update/0427/004.html