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(回答先: 北朝鮮新提案を「研究」 官房長官とケリー氏が会談 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 26 日 21:58:48)
福田康夫官房長官は26日午後、北朝鮮の核問題をめぐる米朝中3カ国協議に出席したケリー米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と都内の米大使公邸で会談し、協議内容の説明を受けた。
ケリー氏は北朝鮮から「寛大な解決方法」とする新提案があったことを認め「さらに研究が必要だ」と検討を表明。米側が人権問題改善の必要性に言及し「日本人拉致事件も重要な問題だ」と早期解決を求めたが、北朝鮮側から特段の反応はなかったと説明した。
ケリー氏は福田氏に、北朝鮮の核兵器保有など一連の発言を「注意深く分析し、次回会合を開くかを含めて慎重に検討」する米政府方針を強調。双方は北朝鮮側の真意を見極めた上で5月にもソウルで日米韓政策調整会合(外務省局長級)を開催し、対応策を協議することで一致した。
ケリー氏の説明によると、3カ国協議で米国はウラン濃縮やプルトニウム抽出による「すべての核兵器開発計画の完全かつ不可逆的な撤廃」を要求。中国も朝鮮半島の非核化支持を強調したが、北朝鮮側は米国の敵視政策転換と体制保証の必要性を強調するなど「原則的立場」を述べ合った。
米側は「多国間協議への日韓の早期参加が重要だ」とも指摘したが、北朝鮮から明確な態度表明はなかったという。
福田氏は対話継続を求める日本の立場を説明。双方は問題の平和的解決を目指し、日米韓が緊密に連携しながら北朝鮮に「国際社会の一員として責任ある対応」を促すことを確認。中国に北朝鮮への働き掛けを含めて協力を求めていくことでも一致した。
会談には薮中三十二アジア大洋州局長ら外務省幹部が同席。ケリー氏は26日午後に来日、数時間の滞在で離日した。
http://www.sankei.co.jp/news/030426/0426sei131.htm