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【ソウル=浅野好春】ジェームズ・ケリー米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日朝、ソウルで羅鍾一・大統領国家安全保障補佐官らと朝食を交えて会談した。
聯合ニュースによると、米韓両国は今後、北朝鮮の核兵器保有を前提に対応し、多国間協議を通じて「朝鮮半島の非核化」を改めて目指す方向で一致するとともに、両国のより緊密な協力体制を構築することも決めた。
会談に出席した韓国側高官は、「米国は次官補の帰国後、具体的な対策を論議するが、北朝鮮核問題をめぐる状況は良くないと判断している雰囲気だった」と指摘。この高官は3か国協議に関連しては、「これまで北が一、2個の核兵器を保有しているとの観測が多かったが、3か国協議でそれが明確になった側面がある」とし、「北が8000本の使用済み核燃料棒の再処理をほぼ完了しているとか、核実験に言及した点は確認されていない。この判断に米韓の意見の食い違いはない」と語ったという。
同高官はさらに、北朝鮮が3か国協議で提案した「寛大な解決策」について、「我々の判断では新しい内容は特にない」と述べたが、提案の具体的中身には言及しなかった。
(2003/4/26/14:28 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030426id06.htm