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2003年5月13日(火)10時44分
[ジュネーブ 12日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は、事故や意図的な行為による世界の死傷状況に関する2つの報告をまとめ、交通事故による死者は戦争による犠牲者の4倍に達しているほか、自殺者の数は殺害される人の数を大きく上回っている、と発表した。
2000年には、事故や故意による死者は500万人を超え、全世界の死亡者の10分の1を占めていた。また外傷が原因となった死亡の90%が、貧困国で起きているという。
死因別でみると、最も多かったのが路上死の126万人、次いで自殺の81万5000人、個人間の暴力が52万人などとなっている。
さらに、戦争や紛争による死者数は6位で、31万人が死亡した。
死因の違いには、性別や年齢、地域、所得水準などが大きく影響しており、外傷による死亡は男性が女性の2倍の確率で起きている。具体的には、たとえば交通事故や殺人による死亡の確率は、男性が女性の3倍に達している。
また交通事故や火災、溺死などの死亡は、アジア・アフリカ地域で多くみられるという。
アフリカと米州地域では、殺人が自殺の3倍発生しているのに対し、欧州と東南アジアでは、自殺が殺人の2倍となっている。
http://news.lycos.co.jp/world/story.html?q=13reutersJAPAN113868&cat=17