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【ワシントン=永田和男】米国防総省筋は12日、米軍が同日までに生物兵器研究・開発に重要な役割を果たしたとされるイラクの女性科学者と、イラン・イラク戦争中の軍功で知られる軍参謀長の2人を拘束したと明らかにした。
女性科学者のリハブ・タハ氏は炭疽(たんそ)菌やボツリヌス菌の研究で知られ、「細菌博士」の異名も得ていた。米軍は先に「ミセス炭疽菌」と言われた女性生物学者フダ・アマシュ氏も拘束している。
タハ氏は米軍が指名手配した政権幹部ら55人には含まれていないが、同氏の夫で指名手配47位のラシド石油相代理は先月末米軍に投降している。
一方、軍参謀長のアハマド・ムハンマド氏は指名手配の11位。イラン・イラク戦争でイランに占領された要衝の奪還作戦などで功績を挙げ、1999年に参謀長に昇格していた。フセイン大統領への忠誠心に厚い人物で、大統領の二男クサイ氏と親しかったとされる。
(2003/5/13/11:21 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030513i306.htm