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【ワシントン中島哲夫】米国務省のリーカー副報道官は12日、米政府が国交のないイランと国連の仲介で接触を続けてきたことを明らかにした。場所はジュネーブで、アフガニスタンやイラクに関する実務的な課題を協議しており、国交回復に直結するような性質のものではないという。
この接触についてライス大統領補佐官(国家安全保障担当)も同日、ロイター通信とのインタビューで確認した。
ジュネーブでの接触はアフガニスタン問題をめぐって始まった。テロ組織「アルカイダ」やイスラム過激派の移動、アフガン難民をめぐるイラン国境の管理などの問題で協議の必要があったとみられる。
アフガン問題とイラク問題でブッシュ大統領の特使を務めるザルメイ・ハリルザド氏が中心になってイランとの接触を始め、イラク問題の協議にも拡大したという。
リーカー副報道官はイランによるテロ支援や大量破壊兵器の入手努力などに関する米政府の懸念が薄れたわけではないと強調。しかし今後も国連の仲介による接触は続けると述べた。
[毎日新聞5月13日] ( 2003-05-13-10:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030513k0000e030017000c.html