現在地 HOME > 掲示板 > 戦争33 > 1057.html ★阿修羅♪ |
|
【バンコク小松健一】東南アジア歴訪中のドイツのシュレーダー首相は12日、マレーシアの首都クアラルンプールでマハティール首相と会談し、世界の平和と安定のため、多極的な政治システムと国連の役割が重要だとの認識で一致し、米国の単独行動主義をけん制した。
イラク戦争に反対したシュレーダー首相は、非同盟諸国会議の議長国としてフランスで開催される主要国首脳会議に参加予定のマレーシアの外交努力を注視しており、ドイツ首相として11日夕、初めてマレーシアを訪れた。同首相はこの後、シンガポール、インドネシア、ベトナムを訪問し、経済協力を通じて東南アジアとの関係を強化したい意向だ。
記者会見したマレーシアのサイドハミド外相によると、シュレーダー首相とマハティール首相は、イラクの戦後復興で国連の主導的関与が重要との考えで一致。またパレスチナ国家が樹立されない限り、中東に持続的な平和はもたらされない、との認識でも合意し、両首脳は「パレスチナ問題でも国連が中心的役割を担うべきだ」との見解を共有したという。
[毎日新聞5月12日] ( 2003-05-12-20:25 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030513k0000m030047000c.html