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イラク復興で指導部入れ替え、ガーナー氏更迭か 米報道
米国主導のイラク再建で中軸を担う復興人道支援室(ORHA)トップのガーナー室長の処遇をめぐり、12日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)をはじめ米主要メディアは、米政府当局者が同室長の離職や指導部の大幅な入れ替えを確認したと報じた。軍人主導に対する内外の批判にブッシュ政権が配慮し、人心一新をはかるため同室長の事実上の更迭に踏み切ったとの見方が強まっている。
同紙によると、今回の人事刷新はガーナー室長の離職をはじめ、行政や産業の立て直しを担当していた複数の大使級の高官に及ぶ「劇的」な内容だ。同室長は以前、「3カ月」はイラクにとどまるとの意向を語っていたが、1、2週間以内にイラクを離れる。
これに絡み、CNNテレビは11日、国防総省高官が「ガーナー氏はブレマー氏に指揮権を引き継いで役目を終える」と話したと報じた。国務省出身の元外交官ブレマー氏は6日、ブッシュ大統領から文民行政官として任命されている。
この報道に先立ち、11日付の米紙ワシントン・ポストは、ガーナー室長が近く離職し、またバグダッドなどで行政機構の立て直しなどを担当していた元イエメン大使のボーディン調整官も、国務省の高官ポストに就くため数日中に召還されると伝えていた。
ORHAの指導部については、ガーナー室長を送り込んだ国防総省と国務省の対立が表面化していたが、米政府は今回、室長を含む指導部を大幅に入れ替え、ブレマー氏の指導力に復興の成否を託す構えだ。 (05/12 11:48)
http://www.asahi.com/international/update/0512/008.html