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【ワシントン24日共同】米エネルギー省は24日、核兵器の最も重要な部品の一つで、爆発を引き起こすプルトニウム・ピット(塊)を14年ぶりに製造したと発表した。水爆の核融合反応を引き起こす「引き金」として使われるほか、それ自体で長崎原爆と同様の原爆となる。ソフトボールほどの大きさで、同省は1989年に製造を停止していた。核軍拡に反対する国々からの反発が出るのは確実だ。
ピットは、核融合を利用する核兵器(水爆)に核融合反応を起こさせるきっかけをつくるための球状の塊。核爆発を起こすプルトニウム239が材料で、核兵器の先端部分に取り付けられる。
エネルギー省によると、今後シミュレーションや臨界前核実験などを通じて、ピットの性能を確認、2007年以降、年間10個のピットを生産するとしている。
ピットはニューメキシコ州の施設で生産されていたが、環境汚染などが問題化して、生産を中止していた。だが、その後、核兵器の能力維持のために新たなピットの生産が必要だとして、同研究所が六年前から試験的な生産に取り組んでいた。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003apr/25/CN2003042401000578J1Z10.html