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イラク石油省が本格再開へ 「優遇」に米へ不信感も
【バグダッド23日共同】イラクのフセイン政権崩壊後、業務が停止している同国の中央官庁のうち、石油省が二十六日にも、業務を本格的に再開する。
米軍の空爆や市民の略奪、放火で廃虚となった政府施設が多い中、首都バグダッドの石油省ビルは空爆をほぼ免れ、米軍は首都入り後、真っ先に警備、略奪を防いだ。
こうした「優遇」に「やはり米国の狙いは石油だった」とみる市民も多く、同省が早々と再開することで市民の米国への不信感をさらに高めることにもなりそうだ。
同省ビルを警備する米陸軍関係者は「既に三百人程度の職員が出勤しているが、二十六日には約千二百人の職員が復帰する」としている。
首都バグダッドでは依然電気や水道のない地区が多い上、職場復帰しようにも職場そのものが攻撃などでなくなり、復帰の目途が立たない人も少なくない。
イラクの石油産業をめぐっては、バグダッド製油所が二十日ごろ操業を再開した。AP通信によると、開戦以来初めて、同国南部の油井からのパイプラインを通じた原油輸送が二十三日再開された。石油関連施設はいずれも米軍が厳重に警備している。
(了) 04/24
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/news/0424-894.html