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「イラクの復興に干渉するな」 米国がイランに警告
- CNN
2003.04.24
Web posted at: 05:02 JST
http://www.cnn.co.jp/top/K2003042400073.html
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは23日、イラクの戦後復興にイラン政府が干渉しないよう、イラン政府に警告した。イランは、イスラム教シーア派を国教としており、イラク南部のシーア派信徒を支援しているのではないかとの見方が出ている。
同日付米紙ニューヨーク・タイムズは「フセイン体制崩壊後、イランの支援を受けた工作員がイラク南部に入り、シーア派の聖職者に働きかけをしている」と報じた。
ホワイトハウスのフライシャー大統領報道官は同日、この報道を直接には確認しなかったもの、「この件については懸念を持っている」と述べ、暗に報道内容を認めた。
同報道官は、文化的な違いがあるため、働きかけは「うまくいかないだろう」としつつ、「この際、イランに対してはっきりさせておきたいが、民主主義への道をたどっている途中のイラクに対し、どんな形であれ国外から干渉することに、私たちは反対する」と述べ、強く警告した。
国防総省当局者は同日、CNNの取材に対し「ここ数日、イランの支援を受けた工作員がイラク南部のナジャフ、カルバラ、バスラに入っている。工作員の一部は、イランを本拠とするシーア派準軍事組織・バドル旅団のメンバーだ」という情報を得ていることを明らかにしている。
現在、米国とイランの間には国交がないが、同報道官はどんなルートを通じて米国の懸念をイランに伝えるのかは明らかにしなかった。