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2003.04.23
Web posted at: 18:06 JST
- AP
ワシントン(AP) 米国防総省のドブ・ザクハイム財務担当次官は22日、AP通信との会見に応じ、イラクの戦後復興に関する国際支援国会議の開催を計画していることを明らかにした。
会議は、世界銀行が専門家をイラクに近く派遣、復興に必要な優先分野などを選別する調査報告書をまとめた後に開催される見込み。この調査報告書の作成には約6週間かかるとしている。
イラクが石油などのエネルギー資源に恵まれていることから、国際支援国会合での財政援助はアフガニスタンを上回る額になることは確実との見通しも示した。
対イラク軍事攻撃の終了が宣言される前に、多数の国が既に援助供与を表明しているとも指摘。米国が5億5000ドル(約660億円)、英国が3億3000万ドル、オーストラリアと日本がそれぞれ1億ドル、スペインが5600万ドルの支援を約束した例を挙げた。
米英などの対イラク戦に反対したフランス、ドイツやロシアは具体的な支援策を打ち出していないと述べ、イラクの戦後復興への参加国として歓迎されるかどうかについては言及を避けた。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003042301729.html