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[コロンボ 21日 ロイター] スリランカの分離・独立派、タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)は、20年にわたる内戦終結に向けた和平交渉から撤退を表明した。6万4000人以上の死者を出している内戦終結の好機が、再び脅かされている。
LTTEは声明を発表し、交渉による内戦終結には取り組んでいく姿勢だが、支援関連会合から除外されたことと、少数民族タミル人の生活改善が思うように進展していないことが不満、との見解を示した。
同声明は、「現在の和平プロセスにおける一部主要な点に関して強い不満を表明するとともに、LTTE指導部はスリランカ政府に対し、交渉からの当面の撤退を決定したことを伝える」と述べた。
8日後には、政府との第7回交渉がタイで行われる予定だったほか、6月には日本で支援国会議と次回交渉が行われることになっていた。2002年2月には休戦協定が成立していた。
政府からも、02年休戦協定を仲介したノルウェーからもコメントは得られていない。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=topnews&StoryID=2600727