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【ティクリート(イラク北部)藤生竹志】イラク訪問中の米国防総省復興人道支援室(ORHA)のガーナー室長は22日、北部クルド自治区スレイマニヤを訪れ、反フセイン派組織の一つ、「クルド愛国同盟(PUK)」のタラバニ議長と会談し、暫定政権づくりへの協力を求めた。
ガーナー氏のクルド入りは、湾岸戦争直後の91年、同地区の復興行政担当者として難民人道援助を行って以来12年ぶり。
米軍の厳重な警備の下、ヘリコプターで到着したガーナー氏は、タラバニ議長の歓迎を受け「故郷に帰ってきたみたいだ」ともらした。
その後、スレイマニヤ大学で講演し「12年間のみなさんの実績が自治政府のすばらしい一歩になる」と語り、暫定自治政府への協力を求めた。
前日のバグダッドでは米国主導の暫定自治政権を進める同氏への反発から抗議デモも行われたが、同地区では難民支援の実績から同氏への好感度が高い。「私たちは未来をあなたに託します」と英語のポスターを掲げる大学生の姿も見られた。
[毎日新聞4月22日] ( 2003-04-22-19:07 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030423k0000m030045000c.html