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(回答先: バグダッドで公然活動開始したイラク共産党 投稿者 磯中源太郎 日時 2003 年 4 月 22 日 06:47:21)
首都で共産党紙も出回る 新聞界にも新しい動き イラク戦争
2003.04.20 共同通信
【バグダッド20日共同】フセイン政権下で禁止されていたイラク共産党やクルド人政党の新聞がイラクの首都バグダッドにも出回り始めた。国外で発行されたアラブ紙も少量ながら販売されるようになり、イラクの新聞界も変化が始まった。
二十日までに首都で確認されたのは共産党の機関紙「タリク・アルシャアブ」(人民の道)、クルド民主党の機関紙「カバト」(闘争)の二紙。ともに北部のクルド人自治地区では発行を続けていたが、フセイン政権は両党を非合法化、新聞も禁止していた。
これまで市民に読まれていたのは政府や支配政党バース党系の新聞のみ。最も影響力があったのがフセイン大統領の長男ウダイ氏の発行する「バベル」だったが「政権が言いたいことを報じているだけ」(イラク人記者)だった。
報道陣が宿泊するパレスチナホテル周辺では、レバノンで印刷された汎アラブ紙「アルハヤト」も百部前後売り出された。これらの新聞を手にしたイラク人記者の一人は「これが新聞だ。政治分析や情報が入っていて実に有益だ」と感慨深げに話した。
イラク人記者の間では、これまでウダイ氏の管轄下にあった組合を解散し新組合を結成する動きも始まった。近く設立会合を開く予定だ。
共同通信社