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情勢分析の誤りが問題化 イラク長期戦予想したロシア
【モスクワ21日共同】ロシアのプーチン政権内部で、イラク戦争の泥沼化を予想した致命的な情勢分析の誤りが問題化している。ロシア政府筋が21日までに明らかにした。
同筋によると、ロシアは対外情報局や参謀本部情報局などの情報から、戦争はイラク軍と住民によるゲリラ戦の様相を強め、半年以上の長期戦となるとの情勢判断を固めていた。
プーチン大統領はこれを基に、当面は米国の武力行使に強硬な姿勢を維持。戦況こう着を見計らって和平仲介などに乗り出す方針だった。
しかし戦争は予想を上回る早さで終息。ロシアは対米外交の軌道修正を迫られ、大統領が23日に発表する年次報告の外交に関する部分を急きょ大幅修正する事態となった。
大統領は、バグダッド陥落直前の情勢分析会議で、情勢分析の誤りを強く叱責(しっせき)したという。(共同通信)
[4月21日18時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030421-00000140-kyodo-int