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「マイクロクレジット―世界の繁栄に向けて」 ================================================================
イベント●【急告】参議院議員会館でアメリカNGO「リザルツ」事務局長が講演します
================================================================4月22日(火)、16:00より以下の講演会が参議院議員会館第一会議室で開催されます。国会議員が対象ですが、一般市民、NGOも参加できますので、お時間がある方は参加してみてください。特に国際協力、開発経済、飢餓貧困問題、国連に関心のある方、学生は大変参考になるのでぜひ参加してください。当日参議院議員会館に行けばだいじょうぶです。
【内海新聞をお読みの国会議員各位】
イラク・北朝鮮問題で忙しすぎると思いますが、大事な問題なのでぜひ秘書でいい
ですから出席してもらってください。共催議連は超党派です。
−記−
1. 日 時 2003年4月22日(火)16:00〜17:00
2. 場 所 参議院議員会館第一会議室
3. テーマ 「マイクロクレジット―世界の繁栄に向けて」
講 師 サム・デイリー・ハリス氏
【サム・デイリー・ハリス氏(Sam Daley-Harris)略歴 】
マイクロクレジット・サミット・キャンペーン事務局長として、97年の「マイクロク
レジット・サミット」を主催。
リザルツ (米国NGO) 代表。著書に“Reclaiming Our Democracy: Healing the Break Between People and Government(われわれの民主主義の喚起―政府と市民の亀裂を直す)”。Warner Woodworth人道主義賞(Brigham Young大学マリオット経営学部)をはじめ受賞多数。
共催
ユニセフ議員連盟会長 橋本龍太郎
同 事務局長 谷垣 禎一
最貧国の自立支援と債務帳消しを考える議員連盟会長 羽田 孜
飢餓撲滅議員連盟会長 海部 俊樹
同 事務局長 広中和歌子
マイクロクレジット・サミット・キャンペーン事務局長
サム・デイリー・ハリス氏来日講演会
世界で最も著しい発展を遂げている銀行は、アメリカやヨーロッパ等、先進国の銀行ではなく、アジアやアフリカ、南アメリカの発展途上国で活躍するマイクロクレジット銀行です。これらの銀行は少ない資本にも関わらず、年37%もの成長率を示しています。
謹啓 ますますご清祥のことと拝察申し上げます。
今日、世界では、全人口の5分の1に当たる12億人が1日1ドル以下という貧困下で暮らしています。1日2ドル以下で暮らす人も含めれば、世界人口の半数にも相当する30億人というこの貧困人口を2015年までに半減させると、2000年の国連ミレニアム・サミットで世界の首脳は宣言しました。
そこで今、最も効果的かつ持続的な貧困削減手段として世界の注目を集めているのが、「マイクロクレジット」です。マイクロクレジットは貧困層、特に貧しい女性に、少額の資金を無担保・低利で借り入れる機会を与えますが、彼女たちはその資金で小さな事業をはじめることで極貧の生活から脱出することが可能になります。
世界最初のマイクロクレジット事業の一つであるグラミン銀行は、1976年にわずか27ドルの資金からはじまりました。それが今では4億ドルの貸付総額を誇り、グラミン銀行の借り手の25%は5年以内に貧困を克服しています(世界銀行)。
97年には、137カ国から2900名以上の代表を集めて「マイクロクレジット・サミット」が開催され、2005年までに世界の最貧困層の1億世帯に起業のための信用貸付とその他の金融サービスを普及させることを目標に掲げました。このサミットに出席したコフィ・アナン国連事務総長は、「我々が平和で安定した安全な世界に暮らしたいと望むなら、世界中の人々の社会的・経済的ニーズが満たされる必要がある。マイクロ
クレジットは貧困撲滅の重要な手段であり、人的資本への投資である。最貧困層、とくに女性がマイクロクレジットを利用すれば、自分自身の生活を改善するだけでなく、家族や地域、国家、国際間のコミュニティーにも広く影響を与えるだろう」と述べています。
マイクロクレジット事業は現在、100カ国以上の発展途上国で急速に拡がっています。さらに先進国でも、担保を持たないために既存の金融機関からは融資を受けられない人々への起業支援の手段として根付きつつあります。
1997年末の時点で、マイクロクレジットの恩恵に属している貧困層は世界で760万人でしたが、2001年末には2100以上のマイクロクレジット機関により2600万人の貧困層に提供されました。これは伸び率にすると、年平均38%になります。
この度の講演会は、マイクロクレジットに対する世界の動きを知り、また日本の参画の可能性を検討する機会となれば幸いに存じます。ぜひとも、多くの皆様にご出席いただきますようお願い申し上げる次第でございます。
謹白
(内海君:小市民)
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読者●イラク戦争の末路について
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もう1週間以上も新しい号が出ないので、いかがされたのかと案じています。
桜の花粉症にでも罹られたのではとも。
ところでアメリカによる「イラク攻撃」も何か中途半端なカタチとなったままです。
それにしてもこのアメリカによる「イラク攻撃」はある種の踏絵として、いろいろな
おもしろいことを炙り出してみせてくれました。
そのトップは日本の「マスコミ」。
私は日本の「マスコミ」を「マスゴミ」と呼んできています。
つまり「大きなゴミ」です。それも「大量破壊ゴミ」をですが。
この度,炙り出されたことは、まずは「イラク戦争」という表記です。
いまさら言うまでもなく,戦争[してもよい]の定義は
1.他国から侵略を受けたとき、
2.国連安保理の決議を受けたとき、とされているそうです。
もっとも「決議を受ければ」戦争をしてよいという理屈には賛成しかねますが。
この論理を踏まえれば、今回のアメリカによるイラクへの行為は「イラク攻撃」か、
「イラク侵攻」か、または「イラク侵略」と表記されるべきでしょう。
ところが日本のマスゴミは、いずれも「イラク戦争」。
誰におもねたのでしょうか。誰が談合したのでしょうか。
因みにニューズウイーク誌などをみても「イラク戦争」なる用語はあまり見えません。
外国紙でも「Iraqi・・・」といった表記が一般のようで第一、IRQI WAR といった表
記が出きるのかどうかということもありましょうが。
次はこうした「誤表記」に抗議しようとして気付いたことですが日本のマスコミさん
ときたら、読者からの「意見」のページを消してしまっているのですね。
例えば朝日新聞社。この社のホームページを開くと何と朝日コムが出ます。
以前はここに「ご意見」という欄があっていろいろと物申していたのですが、何とこ
れが抹消されているのです。
毎日,東京には何とか残ってはいましたが。
そうそう一番,驚いたことは US政府広報日本支部のNHKです。
驚くのは私がおかしいので、言ってみれば当然の常識でしょうが、ダカーボ誌5月7日
号魚住昭氏の「メディア時評」によりますと毎夕7時のニュースの時間には高名な軍事
評論家を出してアナウンサーと掛け合いで戦況を解説させていたということが書いて
ありました。
なかんずく唸ったのは「開戦まもなくごろ、長い補給線がゲリラ攻撃を受けて困った
事態になったときのこと、アナウンサーが軍事評論家に、『補給線が寸断されないよ
うに気をつけなければなりませんね』と言ったのだそうだ。
この他にもいろいろと書いてありましたが、まさに「マスゴミ」の真骨頂。
近頃次のようなジョークがあるそうです。
「サダムは何処に行った」「He is in bush.」
人間なんて冷淡なものです。私も同じく。
この間、テレビ,新聞から健康のために遠ざかっていました。
たいへんによい生活習慣が戻ってきたような感じです。
本の山が少し低くなってきたようにも見えます。
(tt:読者)
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■編集部より
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