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【バーレーン=岐部秀光】イラクのイスラム教シーア派の指導者が、米軍主導の暫定統治が既成事実化することに反発し「反米」の声を上げ始めている。米国防総省の後押しをする「イラク国民会議(INC)」のチャラビ代表が、旧反体制指導者として首都バグダッドに1番乗りするなど存在感を増していることへの警戒もあるようだ。
ナジャフにいるシーア派最高権威の大アヤトラ、アリ・シスタニ師は「イラクはイラク人のもので、どんな外国支配も拒絶する」と表明。息子のムハンマド氏が18日付アラブ紙アルハヤートとの会見で明かした。イラン亡命中の「イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)」指導者ハキム師も「米国支配に反対するため」22日に聖地カルバラに結集するよう呼び掛けた。INCのチャラビ代表はシーア派の信者だが、英国在住が長く世俗主義者で、イスラム体制を築く構えのハキム師らとの立場の差は大きい。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030420AT2M1900U19042003.html