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【バグダッド20日共同】米軍による空爆がほぼ終結したイラクで、集束(クラスター)爆弾による二次被害が相次いでいる。
爆弾の中に200個以上の小爆弾を収納し、広範囲にばらまく集束爆弾は小爆弾の不発率が高く、戦後も民間人が被害に遭う可能性が高いため、人権団体などが使用禁止を求めている。米国に対する批判があらためて高まるのは確実だ。
ロイター通信は19日、バグダッドの病院にある集束爆弾の被害者病棟に入院するアリ・ムスタファ君(5)の様子を伝えた。アリ君は11日、兄弟と庭で遊んでいた際に集束爆弾が爆発、全身に傷を負い、失明の可能性があるという。
またAP通信によると、19日、イラク人の少女が拾った集束爆弾の不発弾をパトロール中の米兵に渡した際、突然爆発が起き、米兵4人と少女が負傷した。少女は手を負傷し、米兵の1人は片足を切断した。
イラク各地には相当数の不発弾が残っているとみられ、首都バグダッドで18日、同様の事故で、イラク人男性1人が死亡、米兵3人が負傷した。 (13:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030420AT3K2001320042003.html