現在地 HOME > 掲示板 > 戦争32 > 475.html ★阿修羅♪ |
|
2003.04.19
Web posted at: 19:22 JST
- CNN/REUTERS/AP
シドニー――オーストラリア紙ウイークエンド・オーストラリアン(電子版)は19日、米国ら計11カ国が、韓国などの非政府組織(NGO)や個人を支援する形で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の上位の軍人、科学者らの北朝鮮脱出計画を昨年10月から実行し、これまでに最大約20人が米国や同盟国に逃れることに成功したと報じた。
作戦を熟知している関係者の情報を引用、南太平洋の小国ナウルが絡む作戦自体は既に終了したとしている。
北朝鮮の核開発の父とされる科学者、キョン・ウォンハ氏も昨年末に、スペイン関係者の協力を得て脱出、欧米の安全な隠れ家に滞在しているという。同氏を通じて、米国は寧辺周辺の核施設の開発状況などについて貴重な情報を入手したとしている。
この計画は「イタチ作戦」と名付けられ、昨年10月にインドネシア東部バリ島で起きた連続爆弾テロ事件後に実行に移された。関与しているのは、米国のほか、ニュージーランドやスペイン、タイ、フィリピンなどとしている。
協力国は北朝鮮高官らが中国へ脱出後、第三国に渡るまでの潜伏などの過程で便宜を供与していた。
作戦は、米国の弁護士がナウルのレネ・ハリス前大統領に接近、「一定の難民に対する支援供与」の重要性を説明して開始された。ナウルに対しては、ワシントンと北京における大使館開設の費用を負担する用意があることを示し、支持を得たという。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003041901134.html