現在地 HOME > 掲示板 > 戦争32 > 413.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 略奪映像も捏造の可能性? 投稿者 と 日時 2003 年 4 月 19 日 11:39:28)
文化財略奪の調査もできず 「世紀の犯罪」に募る怒り
米軍のバグダッド進攻後、暴徒化した住民の略奪対象となった同市のイラク国立博物館が、戦争による停電などの影響で被害調査さえできず、現地の担当者らは「世紀の犯罪」への怒りを募らせている。
AP通信によると、イスラム教の聖職者の呼び掛けに応じ、これまでに住民が返還した文化財は二十点。しかし、戦争に備えて所蔵品を保管していた地下室の明かりもつかず、「何点が盗まれたのか分からない」(調査担当者)状態が続いている。
これまでに紛失が確認されたのは、紀元前三二○○年の石こうの花瓶や同三五○○年のブロンズ製レリーフなど。関係者は被害の推定をやっと始めたばかりで、博物館の床には、粉々に砕かれたローマ時代の彫像の破片が散らばったままだ。
イラク文化省のダメジ顧問は「爆撃を心配していたが、略奪に遭うなんて思いもしなかった」と語る。
博物館の要請に応え、米軍は十八日、戦車一台を投入し博物館を警備したが、イラクの文化財担当者は「(政権崩壊当初から)米軍がいたら、こんなことにはならなかった。米軍には石油省を守る方が重要だったようだ」と憤まんやる方ない。(共同)
(了) 04/19
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/news/0419-861.html