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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(16日)日本が「退避勧告」を解除
★(17日)過越の祭りとパン種の除去
★(18日)国防軍が自爆テロ2件を阻止
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2003年4月16日(水)
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*ガザとイスラエル間にあるカルミ検問所にパレスチナ人が押し入り、
手榴弾と自動小銃でイスラエル人を殺傷。2名が死亡し、多数が負傷
した。犯人は現場で射殺。ハマスが犯行声明を出した。(H,P)
*カルミ検問所は、ガザへの生活物資搬出入の拠点となっているが、リ
ーバーマン運輸相は同検問所の暫時閉鎖を決定。ガザの経済と生活に
重大な影響が出る恐れがある。(H)
*ナブラスで逃亡テロリストの拘束作戦に当たっていた国防軍兵士1名
が戦闘で死亡。2名が負傷した。(P,H)
*英国がシャロン首相を招待。和平ロードマップに関して、事前に合意
を作り上げておくのが狙いと見られている。(P,H)
*米国を訪問中のワイスグラス官房長官と米国政府の話し合いは大きな
成果無し。米国はイスラエルの要望を「考慮する」と確認した。(H)
*PLF指導者で、1985年のアキレラウロ号事件の犯人であるアブ
・アッバースが、バグダッドで米軍により拘束された。(H,T)
*レバノンのハリリ内閣が昨夜総辞職。しかし、次の内閣もハリリ氏に
より組閣されるもよう。(H)
*「アラブの独裁政権は、体制変革をしなければフセインと同じ運命を
辿る」との論調が、パレスチナで増加。新聞にはフセインに拷問され
た市民の傷跡や米兵の写真が増えている。(P)
*教育省が画家のゲルシュニ氏にイスラエル賞を授与することを決めた
が、同氏は「今は祝典の時ではない」と受賞式典に参加を拒否。リブ
ナト教育相は賞の取り消しを決めた。(H)
*日本外務省は15日、イスラエル及び自治区への退避勧告を解除し、
渡航延期勧告に引き下げた。(外務省)
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2003年4月17日(木) <過越の祭り関連記事>
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*昨年も過越の祭りに合わせて大きなテロがあったため、警察は祭りの
間、厳戒体制を取っている。(T,H,P)
*この日は過越の祭りとなるため、新聞は発行されない。この祭は、ユ
ダヤ人の祖先がエジプトから脱出した「出エジプト」と呼ばれる聖書
に記された物語を祝うもの。前夜に「セデル」という儀式的食事が行
われ、長老が若者に物語を語り継ぐ。(解説)
*民間の調査機関によると、イスラエルのユダヤ人のうち、今年セデル
を祝うのは94%。ホテルでセデルを祝う人も多く、死海やエイラー
トなどのホテルはほぼ満室となっている。(H)
*過越の祭りは1週間続き、その間はパン種(イースト)を家から取り
除かなければならない。そこで、敬虔なユダヤ人の家庭では何日もか
けて大掃除をして祭りに備える。(解説)
*今週月曜に選挙で選ばれたアシュケナジとセファラディのチーフラビ
が初仕事。祭りに先立ち、イスラエルの全てのパン種の入った食品を、
象徴的にアラブ人に売却した。祭りの後で買い戻す。(H)
*今年は祭りの期間中のパン種摘発が中止されたため、各地でパン種の
入った食品が販売中。前内務相のイシャイ氏は「国がキリスト教にな
っても反対しないような世代が育つ」と懸念を表明した。(H)
*ブッシュ大統領が過越の祭りのメッセージ。「出エジプトを記念する
祭りは、神が忠実なお方であり、善が悪に勝利することを思い出させ
るものだ」と語った。(P)
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2003年4月18日(金)
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*パウエル国務長官は、ロードマップ公表後に中東を訪問する方針を表
明。イスラエルとパレスチナのほか、シリアも訪問する。(P,H)
*ツルカームで昨日朝、国防軍がイスラム聖戦のメンバー5名を逮捕。
これとは別にハマスのメンバー1名も逮捕した。それぞれのグループ
が自爆テロを計画していたもよう。(P,H)
*自治政府関係者によると、新閣僚名簿の調整はほぼ完了。アッバース
氏は、日曜にも新閣僚名簿をパレスチナ議会に提案する。(H)
*自治政府のアッバース氏が新首相に就任した後、同氏との会談を行う
との方針をシャロン首相が表明。さらに、国防軍の段階的撤退や、政
治犯釈放などの措置も計画されている。(H)
*ナチス残党の追跡を続けて来た94歳のシモン・ウィーゼンタール氏
が「仕事は終わった」と、引退する意向を表明。(P,H)
*労働党のエルサレム市長候補にダリア・イツイク氏か。超正統派の反
対がなければ、女性市長誕生の可能性は高いと関係者は期待。(H)
*イスラム教徒やクリスチャンのバグダッド市民が、ユダヤ教のシナゴ
グなどを略奪から守っていたことが判明。(P)
*米国によるPLF指導者の逮捕に、パレスチナ勢力が抗議。オスロ合
意により免責されており、逮捕は無効だと主張している。(H,P)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.a7.org/
T=イスラエル・トゥデイ http://www.zion-jpn.or.jp/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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